「踝(くるぶし)」創作和食を心行くまで堪能。天満の名店の3号店

太っ腹なおまかせコースに舌鼓

2021年11月大阪・天満エリアにオープンした創作和食のお店『踝(くるぶし)』。同じ天満界隈で人気を博す居酒屋『創作酒房 そうそう』『創作酒房 なかなか』のオーナーが手がける3号店。オープンから間もないですが話題を呼び、連日多くのお客さんで賑わっている注目店です。
他の系列2店舗はアラカルト中心ですが、踝は完全予約制のおまかせコース一本。気軽に入れる大衆的な雰囲気からガラっとテイストが変わり、高級感溢れる大人な雰囲気。オーナーの田中伸彦さんに聞くと、和食のコースのお店をやりたいと思いオープンされたそう。今回はお店のコンセプトやこだわりなどをお聞きしました。

『踝(くるぶし)』のオーナー 田中伸彦氏にお話を聞く

オーナーの田中氏は約15年間東京のさまざまな飲食店で経験を重ねる。
13年前大阪・天満にて“楽しめる居酒屋”をテーマに『創作酒房 なかなか』を開業。
次いで2020年4月に2号店『創作酒房 そうそう』を開業しました。

店名「踝(くるぶし)」にかける想い

そして今回3号店である『踝(くるぶし)』。
誰もが気になる店名の由来ですが、「踝とは足のパーツで必ず必要な部分。皆様にとっても必要なお店でありたいとの想いで、一歩一歩踏み出す為に命名しました」と田中氏は語ります。
田中氏が尊敬して止まない「墨や」「さんま食堂」の社長から命名いただいたそうです。

コンセプトは“太っ腹なおもてなし”

お店のコンセプトは「お客様が面白いと思えるお店、この金額でクオリティーも高く腹一杯になるお料理」。
その言葉の通り、おまかせコースは13品~15品のボリュームで15,000円と破格の値段設定。いま一番おいしい旬の食材をふんだんに盛り込み提供。

毛蟹の酢の物

ふっくらとした毛蟹の濃厚な味わいと酢の酸味が絶妙なバランスで調和し、独特の風味を生み出します。

伝助穴子とヨコワの焼き霜造り

穴子の濃厚な旨味と、ヨコワのプチプチとした食感が楽しめる一品で、口に入れた瞬間に広がる旨味は格別。味だけでなく、美しい盛り付けや個性ある器などこだわりが光ります。

金目鯛の焼き物

私が特に好みだったのは魚料理。金目鯛の皮は脂がのっており、パリッとした食感が楽しめます。身はジューシーで、口に入れるとほのかな甘味が広がります。

のどぐろ手巻き寿司

新鮮で高級な「のどぐろ」を手巻き寿司にした贅沢な一品。口に入れた瞬間、濃厚な旨味が広がります。焼き加減、味付けも良い塩梅で日本酒がどんどん進みます。

つい飲み過ぎてしまう方もご安心ください。なんと、十四代をはじめとする日本酒飲み放題がコースに付いているんです。※ワイン・シャンパンは別料金。飲み放題は日本酒のほかビールや焼酎もあり。
ドリンク代を気にすることなく、おいしい創作和食と日本酒を心行くまで堪能できます。
まさに“太っ腹なおもてなし”。天晴れです。

洗練された上質な空間

内装にもこだわりが。全体的に大人な雰囲気。
ここが天満だとは思えないほど落ち着いた和の空間に仕上がっています。
普段使いはもちろん誕生日や記念日など、大切な人と過ごす時にぴったりです。

まとめ

いまでは人気店となっているため、時期によっては少し先まで予約が埋まることも。
今後も引き続き踝に集中して営業を続けていくそうです。
さまざまなシーンで活躍できる新進気鋭の創作和食店でした。

踝のお店情報

踝(くるぶし)

  • 予算:お任せコース 15,000円(税込)
  • 最寄り:大阪メトロ「天神橋筋六丁目」駅より徒歩4分、JR環状線「天満」駅より徒歩3分駅
  • 住所:大阪府大阪市北区浪花町4-12
  • 営業時間:18:00~/21:00頃~ (2部制) 
  • 電話番号:06-6147-8550
  •  カウンター6席、他テーブル席もあり
  •  予約:テーブルチェック、InstagramのDM、電話は13時以降可能

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