「焼鳥エナミ」西天満・南森町にある予約が取れない満足度限界突破のお店

一歩お店に入ると外にまで溢れ出るような熱気。
酒を飲みながら焼き鳥を頬張り、楽しく歓談するゲストとそれを見守る店主。
ひっきりなしに鳴り響く予約の電話。これが今、話題沸騰の西天満・南森町にある焼鳥エナミだ。
「外行きの料理ではなくあくまでも気軽に楽しめるのが焼き鳥」と語るオーナーが見つめるその先は。

Contents

焼鳥エナミは食べ放題、飲み放題で7,000円の上限設定
- 焼鳥エナミのこだわりの焼き鳥
焼鳥エナミのお料理
- 焼き鳥
- 一品料理
もちろん日本酒、ワイン、焼酎とこだわりのお酒も色々と楽しんでほしい
接客◎コスパ◎の超人気店、ぜひ一度訪れることをおすすめする
焼鳥エナミのお店情報

焼鳥エナミは食べ放題、飲み放題で7,000円の上限設定

西天満・南森町にある焼鳥エナミは美味しい焼き鳥やこだわりのお酒を楽しめることが大前提としてあるが、このお店を語る上で欠かせないポイントがある。それはどれだけ飲んで食べても「一人当たり支払いは7,000円まで」という設定。

それも3時間ゆっくりと楽しむことができるのだから驚きだ。

まず焼鳥の本数を7本、9本から選択。その後、お腹の具合によって一品料理やドリンク、追加の焼き鳥をアラカルトで注文できる。

この面白い試みはオーナーのゲストに対するもてなし方から生まれたアイディアだそう。

「そもそもレセプションパーティーのような7,000円さえお財布に入っていれば、あとはお金の心配をせず存分に楽しめるようなお店。それも普通の居酒屋ではなくちょっといい空間でいい料理とお酒を楽しめるようなお店を作りたかった。」

「あとはエンターテイメント性が大事。それが飲食業、接客業の本質だと思う。お客さんが来て美味しいものを食べる。いいお酒を飲む。お会計の時に"え？こんなんでいいの？もっと払わせてよ"って言われるようなお店が理想」そうオーナーは語る。

このオーナーの試みは多くの客の心を掴んだ。そして何よりもウケた。現在は３ヶ月以上の予約待ちが必要なほどの超人気店に。

高級店が増えている焼き鳥業界だが、焼鳥エナミは独自の切り口で新しい焼き鳥のスタイルを提示し、成功したと言える。

焼鳥エナミのシステムをまとめるとこうなる

最初にベースとなる焼鳥の本数を選び、お料理を存分に楽しんでいただく
一人当たり7,000円を超えた場合でも、7,000円以上の料金請求なし
時間は3時間制(多量に料理を残した場合は追加料金)

焼鳥エナミのこだわりの焼き鳥

焼鳥エナミは予約困難店であることやシステムに注目が集まりがちだが、もちろんそれらは素晴らしい焼き鳥や料理があってこそ。
焼鳥エナミで使われるメインの鶏は2ヶ所から。一つは兵庫県産の丹波赤どり。そしてもう一方は鹿児島県産のさつま極鶏大摩桜(きわみどりだいまおう)を使用している。
どちらも色々な部位が揃えられていることや新鮮であることから選ばれているとか。

焼鳥エナミのお料理

焼き鳥

まずは焼き鳥から。焼鳥エナミの焼き鳥は若干小ぶりなので、男性であれば最初に5本以上を選択してもまだまだ他の料理も楽しめるはず。
抱き身(むね)。焼鳥エナミの人気の品。抱き身にしてあるので皮はパリッと、身はしっとり。このコントラストが楽しい。
手羽先。骨を抜いての提供なので、女性にも食べやすくジューシー。
上肝。焼き鳥好きなら食べずにはいられないレバー。新鮮な肝は臭みがなく旨味のコクだけが広がる。
うずら(エル・フランス)。フランスの特大うずらの卵。通常のうずらの倍くらいのサイズが特徴。半熟具合がよくトロリと中身が溢れてくる。
ささみ　あっさりとわさびを添えて。淡白ながらもジューシー。

一品料理

ここからは追加で注文していく一品料理(アラカルト)。今回紹介する「赤鶏ももたたき」は大人気の品で残念ながら二人につき一回のみしか注文できない。
「大人の上肝パテ」は大人気で必ず注文したい一品。
このほかにも「焼きたての厚揚げ」や「親子丼」「鶏ゆずらーめん」「トリュフ玉子飯」など、どれも食べたいものばかり。
赤鶏ももたたき。皮を炭火で炙り香ばしく仕上げつつ、身の方はレアに仕上げる繊細な仕事。赤鶏の旨みを余すことなく楽しめる。
大人の上肝パテ。新鮮な肝のパテをそのままバケットに載せていただくのも善し、付け合わせのブルーチーズやトリュフと合わせても善し。