「KOU(孝)」北新地 緒乃プロデュースのこだわり洋食×シャンパンで特別な時間を

和食やフレンチ、イタリアンとたくさんの高級店が立ち並ぶ大阪、北新地。

その中で新しいコンセプトのお店が誕生しました。それがKOU(孝)です。

KOU(孝)は上質な素材を使用したこだわりの洋食をベースにしたお料理とソムリエが厳選したシャンパンやワインと合わせて楽しむことができるお店です。

今回はこのKOU(孝)さんへお邪魔し取材をさせていただきました。

KOU(孝)とは


KOU(孝)は同じビルにある超有名人気店、「北新地 緒乃」の小野孝太氏がプロデュースして誕生したお店。

シェフ片山潤之祐氏によるお料理は緒乃と同様に厳選された食材のみを使用し、洋食でありながらオリジナリティがプラスされた独創的な仕上がり。

そしてKOU(孝)でのお料理と同じくらいのスペシャリティは「MILLE CARESSE(ミルカレス)」「北新地 福多亭」で活躍された曽我大作氏によってセレクトされたシャンパンやワイン。

人気の銘柄はもちろん、他ではお目にかからないような貴重なシャンパンやワインを楽しむことができます。


カウンター席の背後はワインセラーとなっており、たくさんのシャンパンやワインが用意されている。

店内は非常に落ち着いた雰囲気、カウンターとテーブル席が用意


そしてKOU(孝)は地球環境に配慮された素材を使用した内装になっており自然や懐かしさをどこかに感じさせながら、スタイリッシュな装いとなっています。

また器にも非常にこだわっており、天然磁土100%にこだわる明治初期創業の有田焼「Kamachi」の器がお料理を彩ります。またカトラリーは日本最古のカトラリーと言われている燕三条の「月桂樹」を使用。

お店はカウンター席と4人掛けの個室1室の合計10席となっていますので落ち着いて過ごすことができます。

デートや記念日などの特別な日にもぴったりですし、2軒目での利用もおすすめです。

KOU(孝)のコースメニュー

それでは早速、KOU(孝)のこだわりの洋食メニューを見ていきましょう。

KOU(孝)ではディナーはコースのみ。ワインバーでの利用時はアラカルト料理を注文可能となっています。

コースは通常の洋食コースと、スペシャル洋食コースがあり、今回は通常コースの方をご紹介します。
※季節やタイミングにより内容は異なります。

  • 【アミューズ】特製フィレオフィッシュサンド
  • 【季節のオードブル】河豚白子のムニエル
  • 【パスタ】伊勢海老のタヤリン
  • 【スープ】コンソメスープ
  • 【サラダ】マイクロリーフのサラダ
  • 【メイン料理】ロッシーニ風 ハンバーグ or ランド産 鳩のロースト
  • 【ごはんもの】ビーフシチュー リゾット仕立て
  • 【デザート】淡路島牛乳のアイスクリーム

コース内容を見ていただくと分かるように洋食をベースとしながら、その枠に収まらないラインナップ。素材も一流のものを厳選して使われているのがよく分かると思います。


黙々と仕事をされるシェフ片山潤之祐氏はその料理の腕と共にイケメンとしてもファンが多い。

これらお料理の中からいくつかご紹介していきます。

【アミューズ】特製フィレオフィッシュサンド


高級魚、クエを使用したフィレオフィッシュサンドです。高級魚クエをサクッとした衣に包んでフライに。KOU(孝)オリジナルの特製バンズでサンド。

クエの脂の乗った白身と自家製タルタルが非常にマッチ。キャビアの塩気と食感が良いコントラストとなっています。

今回はクエを使用されていましたが、エビが使用されたり、季節によってはA5ランクの牛肉を使用したハンバーガーになることあるそうです。こちらも是非味わってみたい!

【パスタ】伊勢海老のタヤリン


KOU(孝)のメニューの中でも人気のお料理の一つが、伊勢海老のタヤリンです。タヤリンとはイタリア、ピエモンテ州で親しまれているタリオリーニ(細めの平打ち麺)のこと。

このタヤリンはイタリアン出身らしいシェフ片山氏のお手製で小麦と卵黄のみで作られた生麺となっており、モチッとした歯ごたえとソースとの絡みが良いのが特徴です。

伊勢海老のぷりぷりとした身と伊勢海老の頭や殻、そして香味野菜からでた出汁が効いた濃厚なソースがたまりません。

こちらも片山氏特製のバゲット。お料理と合わせて提供されますがどれも非常に美味しい!店内のオーブンで焼かれたものなので外はカリッと香ばしく、中はモチッとしています。

残ったソースはもちろん特製バゲットにつけて残さずいただきます。このソースだけでも持って帰りたいくらいですね。

【ごはんもの】ビーフシチュー リゾット仕立て


兵庫県の川岸牧場の神戸ビーフのヒレ肉を使用したビーフシチューをリゾット仕立てにしています。神戸ビーフからとったブイヨンから作られるデミグラスソースは濃厚でコクがありながら上品な香り。

近江かぶらを使用したリゾットに使われている米もこだわりの素材。石川県で作られたイタリア米です。

香りや食感がやはり日本米とは違い、風味豊か。濃厚なデミグラスソースをしっかりと受け止めています。

【季節のアラカルト】カキフライ


兵庫県赤穂市のサムライオイスターの牡蠣を使用したカキフライ。こちらはアラカルトメニューでの注文かスペシャルコースに含まれます。(季節のアラカルトは季節やタイミングにより内容が異なります)

タルタルソースはクセのない米酢、国産の玉ねぎときゅうり、ケッパーの酢漬けを使用しており、牡蠣や野菜の旨味がストレートに感じられるように作られている。

旬の牡蠣はプリプリとした身ととろりとしたエキスの美味しさは言わずもがな。この季節に一度は食べておきたい上質なカキフライです。

KOU(孝)のシャンパーニュ


KOU(孝)のシャンパンについてもご紹介していきましょう。大阪のワインバー「ミルカレス」や「北新地 福多亭」出身の曽我大作氏によってシャンパンやワインはセレクトされています。

特にシャンパンは非常に充実しており、レアなものも多いのでシャンパーニュファンの方は必見です。

シャンパンはプレステージ系はよく揃えられており、シャンパンを好きな方が喜びそうなエグリ・ウーリエやジャック・セロスなどのラインナップも豊富。

プレステージとは

プレステージ(プレステージュ)とはヴィンテージシャンパンの中でも最上の葡萄を使って各メゾンが特別に造っているシャンパンのこと。

モエ・エ・シャンドンであればドン・ペリニヨン、クリュグであれば、コレクション クロ・デュ・メニル、ルイ・ロデレールであればクリスタルなどが有名。

ソムリエ、曽我氏と相談しながらシャンパンを選ぶのも楽しい

もちろん場所柄、高級なシャンパンも多いですがお値打ちでいただけるシャンパンもあるので、選ぶ際には気軽に曽我氏に相談してみるのが良いでしょう。

曽我大作氏によって丁寧に注がれたシャンパンを華奢で繊細なシャンパングラスでいただく..非常に贅沢な時間です。

KOU(孝)のお料理とのマリアージュも素敵ですが、シャンパンがお好きな方はシャンパンだけでもぜひ味わいに行ってみることをおすすめします!

北新地 KOU(孝)のお店情報

KOU(孝)

  • 予算:ディナー 15.000円〜(サ別)※季節や時期により予算は異なります。
  • 最寄り:西梅田駅/北新地駅
  • 住所:〒530-0003 大阪府大阪市北区曾根崎新地1-2-22 北リンデンビル 4F
  • 17:00~22:30(L.O22:00)《ディナー 17:00~20:30/ワインバー 20:30~》
  • 定休日:日曜日
  • 電話番号:06-6342-1118