「唐渡」完全予約制のガストロノミーレストラン

“感謝と決意を胸に新たな一歩”

2023年2月「唐渡」をオープン。

“唐渡”とは、尊敬する師匠の名前を店名に、大切な人のお陰で自分はなりたっているという感謝の気持ちを込めて付けられました。

初心を絶やさず、日々精進するという強い決意と覚悟を表しています。

“シェフ岩尾大誠氏”の経歴

料理が大好きで、幼少期から自宅でコース料理を一から作る程に熱中していました。

中学生の頃には既に一流の料理人になることを決意し、16歳で地元鳥取の名店で料理人として修業を始めました。

厳しい修業を求め、20歳のときにはシェフ唐渡泰氏に師事し、「リュミエール」での修業を始めました。

東京と大阪のミシュラン三つ星レストランでの研修修業を経験し、25歳でリュミエールグループ内で最年少の調理責任者に就任。

そして、現在は「唐渡」の店主として開業し、自身の幼少期からの夢を追い続けています。

「若くして独立した分、やっと料理人としてスタート地点に立った。前人未到の何かを成し遂げたい」という強い意志を持ち、最年少ミシュランシェフを目指して奮闘している。

 

「食材の可能性を無限大に活かした異色の料理」

「唐渡」は、ハレの日をおもてなしする8席限定のシェフズテーブル。

お祝いや自分へのご褒美など、貴重な時間と空間を彩る異色のレストランとなっております。

全国各地の生産者との繋がりを大切にし、食材はもちろん、器や空間作りにもこだわっています。

ドアを開けた瞬間からお食事後の余韻まで、五感全てで楽しむことができ、一瞬一瞬を大切な思い出に変えるようなサービスを提供しています。

また、岩尾シェフの料理は調味料に頼ることなく、食材自体の持つ美味しさを引き立たせるため、様々な技法や独自のテクニックを駆使しています。

枠にとらわれることなく創り出される極上のコース料理を、洗練された空間でご堪能いただけます。

それでは、そんな魅力溢れる「唐渡」の織り成すメニューの数々をご紹介していきましょう。

 

鮎のコンフィ

ソースで渓流を鮎が泳いでいるイメージで盛り付けられており、遊び心を感じさせる一品です。

この料理は鮎を香草と共に3時間かけてじっくりオリーブオイルでコンフィにしています。

その結果、苦味は感じられず、香ばしさと優しいふわっとした身の口当たりが味わえます。

さらに、様々な食感のきゅうりやレモンのピューレの酸味が洗練された味わいを引き立てます。

味覚だけでなく視覚にも楽しみを与えてくれます。

 

オオモンハタと2種のソースを添えたアスパラとじゃがいもの揚げ物

使用されているじゃがいもはインカのめざめとシャドークイーンという品種で、その色のコントラストはまさに目を奪われる美しさです。

さらに、ほうれん草との相性も抜群で、滑らかで美味しいほうれん草のタルタルとの組み合わせが絶妙な調和を生み出します。


ソースの一つは、渡り蟹と桜えびを粉砕して作られ、わずかな量でも口いっぱいに風味が広がり、感動的な高揚感に包まれます。

もう一つのソースは、バターや油を一切使わずにキャベツをミキサーで調理して作られており、身体にも優しいのが特徴です。


この絶妙なソースの組み合わせとじゃがいもの食感がアクセントとなり、特別な日にふさわしい、魅力的な食体験がお客様に提供されます。

 

黒毛和牛のカレーと多彩な野菜の彩り

様々なお野菜が組み合わさったこの可憐なカレーは、まさに特別な一品です。

黒毛和牛のフィレ肉のステーキが絶妙に添えられ、その断面や香りが食欲をそそります。

ステーキは柔らかく、程よく脂がのっており、甘みと旨みが広がります。

ほろほろとしたお肉が口の中でほどけていく様は絶品です。

こちらのカレーは調味料が塩と胡椒のみで時間をかけて丹念に調理されています。

野菜の甘みや風味が押し寄せ甘さを感じるカレーですが、後からほんのりとスパイシーな辛さも感じられ、お肉やお野菜の食感も存分に楽しめます。

また、お米は魚沼産コシヒカリで、天皇陛下献上米を使用するなど、こだわりが詰まったカレーです。

一度食べると虜になる方も多いのではないでしょうか。

ぜひ、ご賞味ください。

5〜6種類の中からお選びいただける「唐渡」のデザートメニュー

世界一糖度が高い桃のスープと濃厚なソルベです。

大阪の松本さんという方が作られたこの桃は、その糖度の高さでギネスにも認定されています。1つの桃が1皿分に使われており、上品で香り高い味わいが楽しめる贅沢なデザートです。

 

次に、宮﨑マンゴーのシャンパンゼリーとパッションフルーツのムースです。
丸ごとのマンゴーにドライアイスの演出が加わり、見た目も楽しい一品です。マンゴーは甘く、ジェラートは濃厚。甘みと酸味が絶妙なバランスを生み出しています。

 

そして、 軽やかに仕上げたモンブランです。

ふわっとしたマロンクリームにクランブルやサツマイモの食感と風味が加わり、通常のモンブランとは一味違った味わいを楽しめます。

軽やかで優しい口当たりと甘さが特徴で、食べ進めるうちにあっという間に完食してしまうことでしょう。
さらに、キャラメルフォンダンフランボワーズのソースやりんごのソース、高知県西島園芸団地のメロンのスープとナッツのムースなど、充実したデザートメニューが揃っています。

いかがでしたでしょうか?「唐渡」では月替わりではなく、日々メニューや食材が変わるため、訪れるたびに新たな味わいを楽しむことができます。

岩尾シェフが織り成す料理の数々は、何度でも訪れたくなる魔法のような魅力があります。
ぜひ一度足を運んで、「唐渡」の魅力を堪能してみてください。

そこで味わう料理は、一期一会の特別な体験となることでしょう。

お客様の心を満たし、特別な思い出に残るひとときを提供いたします。

唐渡のお店情報

唐渡

  • 住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1-19-15 UNAGIDANI BLOCK 1F.2F
  • 最寄り:地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」2番出口から徒歩3分
  • 電話番号:06-4300-4259
  • 営業時間:ランチ12:00 一斉スタート ディナー18:00 一斉スタート
  • 定休日:月曜日
  • 予算:ランチ12,100円/ディナー24,200円
  • 予約制:ネット予約(OMAKASE)
  •   HP:http://www.ykarato.com

 

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